ユビキタス経済講演会
画像が悪くてすみません~
昨晩、千曲商工会議所主催「ユビキタス経済講演会」に出席してきました。
商店街の若手リーダーや街を考える方々が多数出席されていました。
アメリカのリーマンブラザースの破綻や、世界の金融、食料危機などの問題を
たいへんわかり易く、しかしかなりショッキングにお話されました。
1850年設立の160年近い歴史のある「リーマンブラザース」は、
1929年の世界大恐慌を乗り越え、つい最近までは「勝ち組企業」として
アメリカ雑誌「フォーブス」の常連でした。
世界大恐慌の時、日本では半数の銀行がつぶれたそうです。
世界中の大多数の人々が貧困生活を送る中、日本を含めた一部の裕福な人々が
大半のエネルギーと食料を消費している現実。
しかし、ここ10年でこの裕福層が急激に増加して来ています。
アメリカと日本の平均株価の変動比較は恐ろしい数値を示しているようです。
「アメリカ経済は大変だな~」と私も思っていました。
しかし、もう既に日本経済の方が圧倒的に危機的状況であるようです。
インフラが整うところに人は集まります。
鉄道(駅前) ---- 道路(現在は郊外のSC) ---- 次は?
高度経済成長が終わり、低成長(むしろ衰退・・・)時代には、市場は取り合いになります。
同じ商店街の同業者が敵ではありません。
商店街は運命共同体であり、戦う相手を間違えてはいけないのです。
規制緩和、撤廃は、世界との競争をしなければならないという意味です。
地方、中小零細は、世界や大手と同じ土俵で戦うしかないのか?
誰にでも共通の平等な環境が「インターネット」です。
地方、中小零細がやるべき2大要素。
1、大手にはない(できない)商品やサービス
2、常連客の顧客満足度を上げる
これは、セブンアンドアイの鈴木会長も言っていたことでした。
では、中小零細は何をすべきなのでしょう?
大分以前に書いたことのある国が進めている「U-japan政策」がキーです。
この、未来を見据えた自分達の施策を今からどう準備するか。
今日も14:00から長野のトイーゴで講演があります。
2008年11月02日 Posted bynagamo at 07:20 │Comments(1)
この記事へのコメント
ユビキタス社会のことがわかりやすくまとめられてるので、リンク貼らせてもらいました。自分で書くより早いし。
Posted by 松木農園 at 2008年12月06日 09:12