上田天神 灯の祭典

昨日の夕方、上田駅前でイルミネーションの点灯式とイベントを見てきました。
ゲストに「アンガールズ」+「ミラクルひかる」が来ていました。

アンガールズに対して聴衆から 「キモイ!」 の連発!
本人も「そんなに言われるのは初めてだよ! なんてとこなんだここはぁ~!」
ちょっとかわいそうでしたが・・・
でも確かに キモイface03

画像悪くて・・・face07




















(去年の画像から)

今年で9回目となる10万個以上の光のイルミネーションは結構キレイで、上田駅前の風物に
なってきたようです。

しかし、ショーが終わるとほとんどの人が帰ってしまいました。

このようなイベントでいつも感じる空虚感のようなもの。
単なる打ち上げ花火のようで、キレイだった だけ。
イベントの狙いは何???
成果は?
次に 何かに つなげる仕組みは?

もしかしたら、市や実行委員会さんなどの関係者は工夫をしていろいろやっていたのかもしれません。
でも伝わってきません。

私が考えすぎなのでしょうか。
それとも、単に「駅前がキレイになって喜んでもらえばいい」だけだったのでしょうか。


私が提案をしているマーケティングと共通なものがあります。

宣伝費など、お金を掛けて集客した。
それでせっかく来てくれたお客さんを手ぶらで帰すのはもったいなくないですか?
それから、よく来てくれるお客さんを飽きさせない工夫は?

  


2008年12月06日 Posted by nagamo at 17:01Comments(1)

農業セミナー

12月18日(木)15:00~ 
長野市もんぜんぷら座802号室で
「楽しい農業! もうかる農業!」
というテーマの地域資源活用セミナーを開催します。

信州の大切な資源である農業を活かすために、「経営」の視点から学んでいただきたいと
考え、企画しましたのでたくさんの方の参加を期待しています。

食料自給率
食の安心、安全
人間のいのちの営みの根源である食

農業でしっかり収益を上げることはとても重要なことです。
それは自分ひとり、あるいは少人数では難しいこともあります。

自分が知っている世界以外に、つながると面白い世界があるはず。
サブタイトル ~農業の複合化と連携で活路を拓く~

できる限りそれらのコーディネートをしたいと思っています。
また、続々とこのようなテーマや「まちづくり」に関連した企画を考えて実行するつもりです。






なんて書くと主催者みたいですが・・ 実は主催者なんです。face03

たまに偉そうにして、もんぜんぷら座3Fにいますので気軽に声を掛けて下さい(爆)
  


2008年12月05日 Posted by nagamo at 10:10Comments(3)

感動の講演会&ミニライブ

随分ご無沙汰してしまいました・・・


昨日は大感動でした!

中村文昭さんの講演会と美咲さんのミニライブに行ってきました。

中村文昭さん
CDは何度か聞いていましたが、やっぱり生は感動が違います。
間違いなく放火魔・・
いや、心に灯を尽けてくれる人

「耕せニッポン」
「Ryo-ma倶楽部」

人間って凄い!!


美咲さん
噂には聞いていましたが、予想以上の美人と美声にひとり興奮状態。
その活動がまた素晴らしい!

(こんな写真しかなくてすみません)



そして、その後の懇親会
ブログでは名前しか知らなかった方々とのリアルな出会い。
たくさんの気づきとヒントをいただきました。


講演会、懇親会、帰ってからも思っていたことがあります。
ある方に教えていただいたことでもあります。

人は誰でも夢や希望を抱くことができる。
これを実現するには正しい力がいる。
志という心のエネルギーと、
ものごとを具現化する実務能力、
そして、実践実行という行動力である。


志、想い、理念
これを実現するための能力と行動力
ひとりでは難しいことが、それぞれ個が集まったらできることがある。
中村さんが講演会で話していた「ジグソーパズル」のように、
全てのピースは補い合う。
そして素晴らしい1枚の絵になる。
  


2008年11月25日 Posted by nagamo at 19:26Comments(0)

お願い 佐久の「子育て村」協力者募集





佐久市岩村田商店街の「子育て村」です。
http://kosodatemura.net/index.html

(子育て村の考え方)  HPより抜粋
未来を担う子どもたちは、私たちの宝ものです。子どもたちが笑顔に満ち、のびのびと健やかに
成長していくことは私たちの喜びでもあります。
岩村田商店街では、人と人とのふれあい、気配り、やさしさを大切に、地域ぐるみ・商店街ぐるみ
で子どもたちの成長を見守る環境づくりをし、「子育て」世帯を応援していきます。


この商店街は、「地域と共に生きる街」作りを本当に真剣に、元気に取り組んでいます。
それを強力に引っ張るリーダーと、目的意識を明確に持った役員たちがしっかり活動
している街です。

この街では「子育て村」の活動をされているのですが、今回この地域で

働きたいが、子育てがあり無理 と思って諦めているお母さんに
働く場所、仕事 を提供しようとしています。

実は、今回そのお母さんが安心して子どもを預けておくことができる
施設の協力者や協力団体を探しています。
地域の託児施設支援です。


もし、ご協力いただけそうな方やお知り合いがいましたら連絡下さい。
宜しくお願いします。

  


2008年11月09日 Posted by nagamo at 11:45Comments(1)

2種類の資本主義

ミシェル・アルベールという人によると、資本主義は2種類あるのだそうです。


「アングロサクソン型」または「ネオアメリカ型」
市場原理主義や利益最大主義、効率重視主義中心で、
・資本や人材が出来るだけ定着しないで動いているのがいい。
・短期に利益を稼ぐことに執着する。
・会社は売り買いの出来る商品である。 etc.

「ライン・日本型」
・事業が長続きすることを重視する。
・持っている技術を高めることや人を育てることに関心が高い。
・会社は売り買いも出来るが、同時に運命共同体でもある。 etc.
こちらは、日本、ドイツ、スイス、北欧のタイプだそうです。


実は、これが私が長年勤務した会社を辞めた動機のひとつだった気がします。

入社した頃から暫くはかなり「ライン・日本型」だったと思います。
しかし、市場競争が激しくなり、更に世界が1つにつながってからは「アングロサクソン型」に
急速に変わっていきました。
やはり、世界の経済の中心とも言えるアメリカの考えが、この国の垣根がなくなった途端に
世界中を暴れまわって、手なずけていったように感じます。

実は私も会社を辞める前の数年間はこの考えにすっかり感化されていました。
特に、大口取引先のIT業界の巨人と言われるイ○テルという会社と、毎週何度も行う直接の
国際ミーティングや、「shoud action plan(すべき行動計画)」などのレポート作成はまさに
効率至上主義そのものでした。

こんな毎日に、よく言えば 「疑問を感じた」、 実際のところは 「疲れ果てた」 ・・・・face07のが本音かな

どちらの資本主義がいい、悪いの言及はしませんが、
少なくとも私が今やっている、やろうとしていることは、資本主義に例えると
間違いなく「ライン・日本型」ですね。

ビジネスの成功の考え方も2種類あるとすれば

どっちが自分に向いている?
どっちが自分にとって自然?
どっちが本当はかっこいい?
どっちが自分にとってハッピー?

こんな風に考えたほうが肩が凝らないですよね。face01

  


2008年11月05日 Posted by nagamo at 20:27Comments(0)

ユビキタス経済講演会








 画像が悪くてすみません~face07

昨晩、千曲商工会議所主催「ユビキタス経済講演会」に出席してきました。
商店街の若手リーダーや街を考える方々が多数出席されていました。

アメリカのリーマンブラザースの破綻や、世界の金融、食料危機などの問題を
たいへんわかり易く、しかしかなりショッキングにお話されました。

1850年設立の160年近い歴史のある「リーマンブラザース」は、
1929年の世界大恐慌を乗り越え、つい最近までは「勝ち組企業」として
アメリカ雑誌「フォーブス」の常連でした。
世界大恐慌の時、日本では半数の銀行がつぶれたそうです。

世界中の大多数の人々が貧困生活を送る中、日本を含めた一部の裕福な人々が
大半のエネルギーと食料を消費している現実。
しかし、ここ10年でこの裕福層が急激に増加して来ています。

アメリカと日本の平均株価の変動比較は恐ろしい数値を示しているようです。
「アメリカ経済は大変だな~」と私も思っていました。
しかし、もう既に日本経済の方が圧倒的に危機的状況であるようです。

インフラが整うところに人は集まります。
鉄道(駅前) ---- 道路(現在は郊外のSC) ---- 次は?

高度経済成長が終わり、低成長(むしろ衰退・・・)時代には、市場は取り合いになります。
同じ商店街の同業者が敵ではありません。
商店街は運命共同体であり、戦う相手を間違えてはいけないのです。
規制緩和、撤廃は、世界との競争をしなければならないという意味です。
地方、中小零細は、世界や大手と同じ土俵で戦うしかないのか?

誰にでも共通の平等な環境が「インターネット」です。
地方、中小零細がやるべき2大要素。
1、大手にはない(できない)商品やサービス
2、常連客の顧客満足度を上げる

これは、セブンアンドアイの鈴木会長も言っていたことでした。


では、中小零細は何をすべきなのでしょう?

大分以前に書いたことのある国が進めている「U-japan政策」がキーです。
この、未来を見据えた自分達の施策を今からどう準備するか。


今日も14:00から長野のトイーゴで講演があります。


  


2008年11月02日 Posted by nagamo at 07:20Comments(1)

モバイル通信量が220倍に!

久しぶりにモバイルの話題です。
先日の日経新聞に掲載されていました。
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総務省の情報通信審議会の専門作業班は24日、光ファイバー並みの高速通信ができる次世代携帯電話が普及すれば、
10年後に携帯の通信量が200倍以上になるとの試算を示した。
家電製品との連携や教育・医療といった分野での活用で、動画のやりとりが大幅に増え、利便性が向上しそうだ。
(中略)
試算では、次世代携帯への移行で通信量は2007年と比べ、12年に約16倍、17年には約220倍に急増。
携帯でハイビジョン動画の配信を受けたり、自宅で録画した番組を携帯に送ったりできる。
医療画像の伝送なども容易になり、災害時も素早く現場の情報を集められる利点があるという。

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モバイルサイトがPCに匹敵するようなユーザビリティの向上や、web以外の媒体との連動など、
施策の工夫によりアクセス数や売り上げが爆発的に増えていく可能性を秘めています。
未来のケータイのイメージが描けないとあまりピンと来ないかもしれませんが、イメージ出来れば
モバイル対応はますます重要になってくると感じると思います。


そんな時代の動きに対して、やっぱり「楽天」「Yahoo」などはやることが鋭い!
以下、楽天の戦略を紹介。(記事抜粋)
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楽天が育児の無料雑誌とグルメの有料雑誌を年内に相次いで創刊します。
もちろん「楽天市場」で取り扱う商品も紹介し、楽天市場の強化をするべく、
紙媒体から新規顧客をネットに誘導する狙い。
カタログ本を眺めながらページをめくる作業は慣れ親しんだ楽しさがありますよね。
そして気に入ったものをQRコードから携帯で直ぐに購入できる、という利便性も◎。
そして最近若い人たちの間では、ファッション雑誌の発売日に、ページをチェックし、
欲しい商品をすぐにwebで探し購入する、という行為をする人が非常に多いそうです。
つい少し前までは、まずはショップリストでお店に電話確認して、お取置きをして、
試着をして、購入、という数日掛かっていた行為が、たった数分で完了しているそう・・・
紙媒体でみる→(web検索)→ECサイト購入、とはもはや慣れた行為になってきて
いるのでしょう。
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こんな行動が当たり前の若者が5年後、10年後どうなるのでしょう?
「今時の若いものは!?」 と、つい口に出そうになるおじさんにすっかりなりましたが、
それが当たり前のことと受け入れてしまわないと、古い大人ほど時代の流れに取り
残されて、後でこんなはずでは・・・・になってしまうのでしょうね。

---- おまけの統計 ---- (10代後半から20代前半の購買層)



  


2008年10月29日 Posted by nagamo at 09:16Comments(0)

まちづくりフォーラム開催



長野市市民公益活動センターによる
「まちづくりフォーラム」 
”ともにいきる街をつくる”
 
が開催されます。
11月6日(木)14:00~17:00
もんぜんぷら座304・305号室



現実に街づくりに尽力し、素晴らしい成果を出している地域リーダーの方々の生の話は迫力があります。

なぜ、成果を出すことが出来ているか?
その根底にある「理念・目標」の重要さをしっかり認識できるよい機会です。

ご自分の事業の活性はもちろんやるべき大きなことです。
しかし、そこに地域や仲間との関わりが必ずあります。

偉いナントカ先生の話を100回聞くより、このフォーラムに1回参加した方がよっぽどいいです!!


当日私もある立場で会場にいます。
気づかれたら声を掛けて下さい。face02
  


2008年10月26日 Posted by nagamo at 07:02Comments(0)

トットコワインフェスタ2008

アップが遅れてしまいましたが、10月18日(土)夜開催された
「トットコワインフェスタ2008」に行ってきました。








おいしいワインと 素敵な音楽

おしゃれなセッティングの会場で、和やかな語らいを愉しんできました。

小生、弱いくせに酒好きで 少々飲みすぎてしまいました。face03
ちょっと訳アリで貴賓席に座り、お隣のブドウ農場の農業法人代表の方ともいろいろ
話をさせていただきました。
旧丸子町には、「メルシャンワイン」が地権者103人の合意を得て専用のワイン畑を
造っていて、そこで採れたブドウから「マルコ発世界へ」を目指したワイン作りをしています。
これが、地元社会と連携した有効な事業になることを期待します。

また、特に素晴らしいのは「丸子トットコ会」の若き商店主の皆さんです。
地元を盛り上げようと大変頑張っておられるのは勿論よく伝わってきましたが、その先の
住民ひとりひとりとのつながりを真剣に考えた企画を練っておられることもお聞きして、
是非応援させていただこうと勝手に思っています。

活性の源は、  であることを改めて思いました。

次回 11月? は「スウィーツフェスタ」があるそうです。
ちょっと私なりのアイデアもあるので、また交流させていただくつもりです。
  


2008年10月20日 Posted by nagamo at 06:19Comments(0)

あ~ そうか~!

ある方とお話した時、「あ~ そうか~!」と改めて感じたことがありました。

その方(Aさん)は、地方の人気グルメ店のリポートをしているメディア関係者です。
その店というのは、口コミやブログでかなりの人気が出ている店でした。
Aさんは早速インターネットでどんな店か探したのですが、ブログやポータルサイトでの
簡単な紹介はあるのですがHPが見つかりません。
人気になっているというメニューは勿論見つかりません。
取材にも行こうと思ったそうですが、かなり遠かったので断念したそうです。

Aさんはこう言っていました。
「もったいないですよね。せっかく何かのきっかけで人気が出始めているのにHPが
ないなんて。ましてや、客層は若い女性や観光客が中心ですから、その人たちが
思い立った時がチャンスなのにね~。」

ブログでの紹介の時にそこにHPのURLのリンクがあれば・・・
ケータイ検索でHPが探せたら・・・
そこから道案内できたら・・・

私もこれはAさんが言っていたように ”たいへんな機会損失” だと思います。
現代ではもうとても無視できない「インターネットの世界に存在しない」ということになります。
インターネットとは、別の店舗であり、営業マンの筈です。

インターネットが全てではないのは当たり前ですが、「活用したらいいのに」と思うことがしばしばあります。

  


2008年10月17日 Posted by nagamo at 09:52Comments(0)

米の脱穀とマーケティングのヒント

我が家では本日「はぜかけ米」の脱穀でした。

減反政策の割り振りから、耕作面積はいつもの
年より少なめでしたが、それでもこの地域の中
では相当な規模です。

慣れない仕事なので身体はガタガタface07
でも子ども達もいかなり頑張ってお手伝いして
くれて本当に感謝です。


最近、この「米」
いや、「農業」についてかなり関心を持っています。

昨晩読んでいた本の統計資料から、いくつかのヒラメキがありました。

          (ヒラメキ統計資料の一部)




食の安全、安心。
嗜好の多様化。
消費者行動の変化。

このようなことがよく言われています。
だからこそチャンスが少しずつ見えてきたような気がします。

我が家、地元、信州の農

少しずつですが、しっかりと新たなマーケティングプランを考えてみようと思います。



  


2008年10月12日 Posted by nagamo at 18:04Comments(0)

丸子トットコ会様で説明

上田市に合併した旧丸子町の上丸子商店街の若き商店主集団「丸子トットコ会」様の会議の席で、
昨晩 ”ケータイマーケティング”の話をさせていただきました。

丸子トットコ会様は、
まちが元気、人も元気!
地元密着「まち活かし」
誰がやる?
私たちがやるんだ!!
をスローガンに様々なイベントや企画を打っている方々で、知る人ぞ知る地元元気化集団です。

このような立派な地域のリーダーの方々がいれば、その地域は間違いなく活性化すると確信しています。
その活動に少しでも役に立てればと思い、またお声掛けいただいたことから今回話をさせていただきました。

想いを共有
みんな楽しく
次につなげる


これらのことに重点を置き、参加者の規模拡大と、ある程度の事業性も考えた内容で話をしたつもりでしたが、
私のつたないしゃべりで、理解いただけたか・・・

”人”が原点!!
逆に私が改めて気づかせてもらったことです。

今回のプレゼンでは、私が小一時間くらいで作ったケータイホームページ見本もお見せしました。
この程度であれば簡単に作れちゃいます。



左のQRコードをケータイで読んでみて!face02
  


2008年10月08日 Posted by nagamo at 14:27Comments(0)

顧客情報収集だけの為の店員

私が目指している「マーケティング」に関することでのヒントをひとつ。


「お客さんの情報」を取るということは最も重要なことのひとつです。

住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスなどですが、なかなかもらえるものではありません。
しかしそれをもらうことで、その後のアプローチにつなげることが出来ます。

ある居酒屋での例です。
サラリーマン客が多いその店では、お客さんから名刺を
もらう為だけに人をひとり雇っているそうです。
担当の女性は、着物を着て、にこやかに
「お名刺をいただけますか?」
とお客さんに聞いていくそうです。
そうすると、ほとんどのお客さんは名刺をくれるのだそうです。

この方法は少し特別かもしれませんが、「顧客リスト」の重要性を認識している
素晴らしい経営者だと感じます。
但し、顧客リストを集めてもその使い方次第でお客さんは離れていってしまいます。
単なる「モノ売り」ではなく「コト売り」をすることが肝心です。
  


2008年10月04日 Posted by nagamo at 11:59Comments(0)

PCとケータイの検索行動の違い

PCとケータイの行動パターンの違いを顕著に表したデータを見つけました。




「母の日」と「ホテル」の例です。
両方とも、表を見ればその違いが一目瞭然!face08

PCでは、事前に準備するための行動ツールであるが、
ケータイは、「今、この場で、すぐに!」
の要望に威力を発揮するメディアであるということです。


例えば旅行の際、PCで出発前に全て調べて、用意周到、準備万端。
全て計画通りに滞りなく。
であればいいのですが、ま~ そんなことは普通ない。
では、PCを持って旅行に行き、何かの度に調べるか?

旅行先を訪れた時、「近くにお土産を売る店はないかな~」と思ったら?
そんな顧客にアプローチする手段は?

このデータが掲載されていた雑誌には、
「自社のケータイサイトはもう持つのが当たり前」とありました。



ちょっと話は違いますが、いよいよGoogleが動き出しました。
アンドロイドを搭載したGoogleケータイがアメリカで発売されます。

日本のケータイのdocomo,auの検索窓はGoogleですね。
PCの世界では、検索のSEO対策が必須です。
しかし、PCとケータイのホームページは仕組みが違います。
これらのことから、自分の商売のことを想像してみると
何かイメージ出来るのでは!?


これからは特に、PCにしろ、ケータイにしろ、看板やチラシにしろ、
顧客の行動特性を理解した誘導の戦略が絶対に必要だと思います。
  


2008年10月01日 Posted by nagamo at 19:36Comments(0)

ぷりんたぶるせんべい




最近サボッてばかりです。

今回も「おもしろネタ」、煎餅に印刷する「ぷりんたぶるせんべい」の紹介です。
神奈川の会社が作っています。

会社名や個人名など何でも印刷してくれ、煎餅の包装袋にも同様に希望の文字を入れて
くれるそうです。
しかもQRコードまで。

「ぷりんたぶるせんべい」で、社名やブランド名等を印字して取引先に送るととてもよいアピール
になると思います。

自社の気持ちや経営コンセプトを顧客にインパクトある方法で伝える。

それに「ぷりんたぶるせんべい」のような方法はとても有効ですね。


こういう発想のビジネスって、個人・中小の独断場です。
大手は絶対に入れません。
信州の商品にも、アイデアや販売方法で成功するものはたくさんあると思います。
  


2008年09月27日 Posted by nagamo at 16:58Comments(1)

発想の転換 ~補聴器~


「補聴器」について面白い話を聞きました。

「補聴器」と聞くと、普通耳の不自由なお年寄りの為の
医療器というイメージが強いかと思います。
確かに、圧倒的にその需要が多いのでしょう。
しかし、それ以外の若い方や女性にもその対象者が
たくさんいるのも事実です。

そのような方は、「補聴器」に抵抗がある! 
ということを聞きました。
そこで、注目された製品が「集音器」です。
「補聴器」は、医療器の認定を受けなければいけないが「集音器」は不要。
したがって、様々な規制に縛られなくて済みます。

ちょっと調べたら、本当にたくさんの製品がありました。
補聴器に比べ、おしゃれで、手軽で、はるかに安価です。

別に私は集音器メーカーの回し者ではありませんが、
これが「発想の転換」商売の典型的な例だと思いました。

もうひとつ、目からウロコの発想に感心したことがあります。
この商品はネット販売で爆発的に売れているそうです。
しかし、この「集音器」は医療器ではない為、ネット販売では「補聴器」という表現が禁止されます。
利用者がインターネットで検索する場合、「補聴器」というキーワードは絶対に外せません。

では、爆発的に販売している業者はどうしたのか?

「これは補聴器ではありません!」
とHP上に表現しました。

これがもの凄く効果的なSEO対策になったわけです。


発想を転換で、結果が大きく変わる。
ちょっと面白い例ですよね。face02
  


2008年09月21日 Posted by nagamo at 10:58Comments(1)

ケータイGPS検索

昨日Googleから発表されたニュースは、店舗や観光検索の準備への方向性について
大きなヒントだと感じます。
昨年、GoogleのCEOが来日した時に記者会見で言っていた
「世界のケータイの方向は日本式の発展、拡大で行う。」
について、本当に凄いスピードで実現させていることを改めて思います。

以下の記事からそれを感じ取れる人は鋭い!


《報道記事から抜粋》
 米Googleは11日、携帯電話による検索に位置情報の利用を開始したと発表した。
Googleは「Gears Geolocation API」を発表したばかりで、位置情報を用いた検索
にはこれを使用する。
 これまで携帯のローカル検索では、過去に入力した位置が保存されており、それに
基づいてしか検索できなかった。しかし、新サービス「Search with My Location」では、
場所が変わっていても現在地の検索ができる。
 その結果「sushi」と入力すれば、自分の現在位置の近隣に寿司屋を見つけられるし
「weather」と入力すれば、付近の天気予報を知ることができる。


このサービスはまだ英米とのことですが、モバイルGoogle検索は
Docomoとauに標準装備されていますので、日本でも早々に実現
するでしょう。

PCとは違った形の、より熾烈なSEO対策が必須になることは
間違いありません。

PCの世界では、SEO対策に多額の経費を掛けて対応している
のが現実ですが、
ほとんど経費は掛けていないが、始めたのがみんなより早かった。
キーワードが有効に働いてくれる。
などなどで検索上位になる例も多々あるようです。

ケータイのインターネットの世界に早く店を出すことだけで、検索上位表示が可能。
GPSで店まで道案内してくれる。


これは地方の飲食店や観光名所などの誘客へのビッグチャンスです。
ケータイGPS検索は、地域活性の救世主・・・ になるかも。


---- オマケ ----
Googleケータイのひとつだそうです。



  


2008年09月15日 Posted by nagamo at 07:29Comments(0)

農商工連携セミナー




長野県商工会連合会主催の「農商工連携セミナー」に参加してきました。
上田東急インの会場で開催され、50名程の参加があったと思います。

この事業の背景や行政の目的は割愛しますが、講演された3名の方のお話はそれぞれ
興味深いものがありました。

1、「農商工連携の施策について」
 (独)中小企業基盤整備機構関東支部
  プロジェクトマネージャー  天野良英氏

当事業の施策の内容と事例の紹介があり、その中には大変興味深い例もありました。
行政的な話なのかと思っていたら、ズバリ「儲けなければいけない!」との言葉がやけに
ストレートで好印象でした。
紹介のあった、行政を活用こそすれ、行政に頼らない事業の実例は後でよく調べたいと
思います。


2、「農商工連携による地域経済の活性化策~生きるための食作り」
 信州自然村 代表 飯沼亀芳氏

医食同源をコンセプトに、生産者の顔が見える安心、安全な食材を、おいしく手軽に、体によい
加工品の充実をされています。
信州自然村は会社ではなく「ブランド」であると言い、たくさんの商品を開発し、素晴らしい
マーケティングとプロデュースも展開しています。
「農商工連携88選」に認定され、長野県では2軒の中のひとつです。


3、「地産地消-道の駅を利用した地域内農商工連携」
 道の駅 雷電くるみの里 駅長 唐沢光章氏

とことん地域にこだわった、ここにしかない駅作りをされています。
参加されている農家や関係者との意識統一は素晴らしいものです。
また、地域連携(貢献)にも本気で関わり、行政自らが賛同し協力する程のたいへんな
人間力を感じました。


それぞれが素晴らしい内容と活動であります。
いい話を聞いた だけでは何の意味もありません。
この話を如何に自分の活動に活かすか!
それには「商い」が基本ではあるが、自分だけの金儲けではない。

ちまたには、後で取ってつけたような経営ビジョンや経営理念が多いなか、
ちょっと違うぞ! でした。


  


2008年09月10日 Posted by nagamo at 20:11Comments(0)

たてしなップル


100年を超える老舗企業の取材で、
またおいしそうなものを見つけました。

「シードル」と呼ばれる『発泡りんご酒』です。

立科の「たてしなップル」というショップでの
販売と通販で手に入るようです。

ちなみにHPは、 
http://tateshinapple.jp/index.html

このシードルは、長野県原産地呼称制度認定商品で、
まだ県内では2件しかないのだそうです。

(長野県原産地呼称制度認定商品の説明抜粋)
この制度は、農産物やその加工品の原産地が信州・
長野県であることを保証する制度です。
ワイン・日本酒・米・焼酎に続きシードルが認定されました。信州産のりんごを信州の
杜氏が精魂込めて醸造・熟成させたシードル原酒を更にビン内でジックリ熟成させ、
更に厳しい官能検査(香り、味などの審査)に合格したものだけを認定します。


これを知ったのは、この商品の製造元である佐久市の「古屋酒造店」さんです。
銘酒「深山桜」の醸造元として有名な、明治24年から続く老舗酒蔵です。

しっかりと伝統の酒造りを守り、更に醸成させながら日本酒造りをしているのですが、
その一方では、かなり以前からワイン、焼酎、リキュールなどのオリジナルやPB
(プライベートブランド)商品を請け負ったりしてきているそうです。

佐久には、日本酒しか造らないという酒蔵はほとんどないそうです。
非常に柔軟に時代の変化と要請に対応してきた姿であると感じます。

老舗企業を取材するたびに、その「変化」の歴史に驚かされます。
少し前までは企業寿命30年、なんと今は10年と言われるそうです。
100年以上続く企業はいったい全体の何%でしょう!
その間に少なくとも3代か4代の世代交代もあります。


老舗と呼ばれる企業こそ「新しい」


最終的に冊子にまとめるための、古屋酒造店さんの草案はやっと書きあがりましたface03



  


2008年09月07日 Posted by nagamo at 07:43Comments(0)

農業ベンチャー支援制度





人材派遣のパソナグループが農業経営事業に乗り出すようです。
農業者及び農業希望者の機会創出と経営支援として注目される動きです。
本事業は、農林水産省の補助事業です。


(報道記事より)
人材サービス大手のパソナグループは農業を専門とする従業員の採用を始める。
原則として3年間、契約社員などとして雇用し、契約農場で研修しながら農作業する。
農業分野で起業する人材を育て、農業への派遣につなげる考え、2010年度に契約
農場を全国10カ所に拡大することを目指す。

農業ベンチャー支援制度 『パソナチャレンジファーム』概要
目的: 農業分野での雇用創造を目指し、本格的に就農したい人材を支援する 。
対象者: パソナ農業インターンシップ制度卒業生、農業大学校の卒業生など、
これまで農業について学んだことのある人材、本気で就農を目指している人材 。
内容 ;パソナグループが用意した農地(研修地)での実地研修を通じて、栽培技術、
経営感覚を磨き、将来の農業ベンチャーを支援する。
特徴
1. 原則3年間パソナグループが研修生を採用。
4年目からの本格的な独立就農を目指し、農業経営者として栽培技術、農業経営を学ぶ。
2. 技術・経営指導が受けられるサポート体制
※栽培・経営の指導(第一線で活躍する農業生産法人経営者など)
3. パソナグループが実施する農業ビジネス経営塾「Agri-MBA」の受講者など、企業
経験のある人材を活用した独自の販売サポート体制を立ち上げ、販売や経営の指導を
行う(準備でき次第実施予定)
4. 4年目以降の農業ベンチャー、または農業関連事業での起業には、パソナグループが
サポートする
開始: 2008年9月 第一弾 兵庫県淡路島 (※詳細事項)
目標: 3年後、全国10ヶ所で「パソナチャレンジファーム」を展開予定


食の安心・安全に対する関心の高まり、低迷する食料自給率、農作業の教育的価値など、
今さまざまな観点から農業が注目されています。
日本の農業は急速な高齢化が進み、担い手人口が年々減少しています。
農業をビジネスとして捉え、新しい発想と知識を持った人材が参入することで、農業全体が
活性化し、周辺産業を含めた更なる雇用を創出できると報道されています。

特に農業は長野県の大きな資源です。
しかし、現状から見るとまったく将来は不安です。

私はこの事業に対してちょっと考えていることがあり、それについてはまた別の機会に紹介
したいと思います。
  


2008年09月04日 Posted by nagamo at 07:36Comments(0)