農業という経営




私の住んでいる周りには、圧倒的に”農業”というものが存在しています。

農産物をJAに卸す。
しかし、値段が安くてやってられない・・・
規模を大きくするには機械設備費用がかかる・・・  などなど

現場からはこんな声ばかりを聞きます。

一方、都会の学者や有識者からは、
「安心できる食材へのニーズは益々高まります。日本の農業を活性化させて、
農家の経営を近代化させる動きは数年前から行われています。
農家や農園の経営者の皆さん、皆さんの作る商品がこれほど期待されている
時期はありません。
ぜひ、ホームページやブログやネットショップをもっと、もっと、もっと活用して、
一般消費者に農業の素晴らしさをアピールしましょう!」
などというごもっともな言葉ばかり聞きます。

一体このギャップはなんなんでしょう!?

現状の高齢化した農業に、インターネットは異次元の代物です。
しかし、農業経営には必要な手段であることは間違いありません。
この農業経営とは、俗に言われる大規模農業のことではありません。

いい農産物を作ることを知っている”農業”を、1軒では出来なければ、或いは複数集まった方が
いいのなら集合体にして、それを農業経営とすること。
安全、安心、ROHAS などを消費者に伝えることでの付加価値。
横並びでない、特定のニーズに応える農産物の生産。

こんなテーマも活学実践しようと思っています。




  


2008年09月02日 Posted by nagamo at 08:25Comments(0)

日本酒

ここのところ酒造会社さんの訪問が多く、酒好きな私はその度「ゴクッ」となって
その場で飲みたい衝動と葛藤しまくっています。

私はどうも日本酒は苦手で、めったに飲みません。
もっぱらビールと焼酎です。
と言っても、ビールは大瓶1本。
焼酎は、何かで割って1~2杯が限界の情けない酒飲みです。

今回「へ~」 という日本酒を見つけ、つい買ってしまいました。
           その名は ミッシェル
           ~ビートルズを聴いて育った純米主~



本当にミッシェルのアルバムをずっと聞かせて造っているのだそうです。
私はビートルズ世代のあとくらいなのですが、大好きなアーティストです。


佐久の伴野酒造株式会社が造っています。
税込866円です。

伴野社長さんからは、甘口のワインのイメージ とお聞きしました。

社長の息子さんは、このお酒を「本道ではない」と評しているそうで、
一見頑固そうな伴野社長と息子さんが逆のミスマッチな感じがしました。
(伴野社長スミマセンface03

さてさてどんな味か!
早速、冷やして飲んでみようと思います。

まだ、他にも衝動買いしたものがありますので改めて紹介。  


2008年08月29日 Posted by nagamo at 19:46Comments(6)

100年企業




最近あるきっかけから創業100年を超える企業の経営者の方にお話を聞いて回っています。
100年前というと1908年(明治41年)で、日露戦争の直後です。
学生の頃、試験勉強で一生懸命歴史年表を丸暗記した記憶があり、「大化の改新」あたり
から江戸時代までは比較的頑張ったのですが、明治くらいから根気が続かなくてずいぶん
あやしくなってしまいました。

まだ数社の取材だけですが、なんとなく共通性を感じたことがあります。
それは、100年を越す老舗と呼ばれる企業こそ
新しい可能性を探るベンチャー精神を有している ということです。

この取材はまだ始まったばかりで、予定では全部で30社程行い、最終的には冊子にまとめる
ことになります。
内容はまた随時アップしたいと思っていますので、楽しみにしていて下さい。
あっ 誰も楽しみにしていない・・・・・face07

  


2008年08月25日 Posted by nagamo at 16:49Comments(2)

ナノテクケータイ

ケータイ先進企業ノキアから、
これまで以上に大変なことになって
いる新作 「ナノテク携帯 Morph」が
発表されました。
ノキアリサーチセンター (NRC)と英
ケンブリッジ大の共同「開発」による
もので、ニューヨークMoMAで開催
中の"Design and the Elastic Mind"展にあわせナノテクノロジーが可能にする未来のモバイルを
想定したデバイスとなっています。


縦に三つ折りになり、さらに丸まります。
全面が透明なタッチスクリーンです。
コンテキスト(置かれた状況、与えられた条件)
にあわせ触感のあるボタンが生成されます。
匂いを嗅ぎます。
発電します。
ウェアラブル(身につけて持ち歩くことが出来るコンピュータ)です。

---------------------------------------- 以上記事より抜粋-----------------------------------------

これがどうも本当に実現しそうな感じです。
これが「携帯電話」だと考えますか?!





「携帯は電話だろう!」
と言っている人は、これが出たとき何と思うでしょう?face08

まさにどこまで行くんだ!!
という感じです。





  


2008年08月20日 Posted by nagamo at 22:25Comments(1)

コンビニとインターネット






コンビニがインターネット事業を相次ぎ強化しているようです。

ローソンはネット書籍販売のアマゾンジャパンと提携、店舗で商品を受け取ることができる
サービスを始め、セブン-イレブンもサイトを全面リニューアルし、幻の焼酎を取りそろえる
など内容を充実させたとのことです。

書籍の受け取りサービスは、すでにセブンーイレブンがヤフージャパンなどと「セブンアンド
ワイ」を設立し展開しているほか、ファミリーマート等も楽天ブックスと展開しており、ローソンは
最大手のアマゾンと組むことで巻き返しを図る方向のようです。

全国のコンビニ売上高は既存店ベースで2007年まで8年連続で前年割れ、店舗の飽和で
成長が鈍化しています。
市場の拡大が続くネット通販との融合を加速し、市場成長の巻き返しの一手に期待がかかる
ところです。


この情報を受けて、どう感じるでしょうか?

これから企業が生き残る上でのキーワードは「アナログとデジタルの融合」だとよくに言われます。

時間の費用を払拭したサービス、つまり最寄りのお店で、いつでも引き取れる強みを活かした
コンビニの新たな付加価値の提供です。
家にあまりいないので、コンビニ受取のサービスはとても有難いと感じる人はたくさんいる筈です。

これはコンビニ同士の競合の話になっていますが、果たしてそれ以外の小売店のお店に置き換えた
場合はどうでしょう?
ネット販売しているお店が、通常の宅配便のサービスだけでは購買の「機会損失」になっているの
かもしれません。

もうひとつ忘れてはならないのは、コンビニ受取を希望する多くの人の生活とは、朝から夜まで家に
いないということです。
そんな忙しい人は、いつ、どこで、何を使ってネットショッピングをしているのでしょう?

夜パソコンの前で眠いのを我慢して・・・・・?
貴重な休日にデートの時間を削って・・・・・?

「注文~受取」までをユーザー側として考えて見ると、どう準備したらいいかが見えてくると思います。

  


2008年08月17日 Posted by nagamo at 06:54Comments(0)

独自メディア




せっかくお金を掛けて広告宣伝するなら、もっと継続する効果を出したいものです。

このレストランが、スパイラルから抜け出すことが出来た策とは!?

”自社独自のメディア” を持つことでした。

「高いスキルが必要でない」
「手間が掛からない」
「低予算で活用できる」

これら3つの条件にピッタリ当てはまるメディアがまさに「ケータイ」でした。

実のところ、お客さんという生き物は、店のことを覚えてくれているようでなかなか覚えていないものです。
だからこそ、お客さんが有益と感じる情報発信を定期的にする必要があります。
情報発信することでお客さんの脳の片隅にでも、店のことを記憶してもらえるようにしていく必要があります。

好きなときに好きなだけ売上があがってしまう。
こういう結果を経験してしまったこのレストランオーナーは、以前とは逆の考え方をするようになりました。
それはケータイメール会員を募集するために、フリーペーパーや情報誌に広告掲載するというものです。
その広告を見てすぐ行こうというお客さんもいますし、もしその時に何らかの理由で行かなかった場合でも、
何か得なありそうな雰囲気を出しておけばメール会員に登録してくれることで、未来の来店につなげることが
できます。
大衆という大きなマーケットを持ったマスメディアを使って有効に集客し、自店舗への導線を引き、お客さんを
誘導することによって、独自メディアのボリュームを大きくしていくことができます。


私がブログでこんなことを書いても信じられない方が多いのでしょうが、やってみたらわかります。
本当に凄いんです。face03


ずっとこのようなノウハウブログを書き綴ってきました。
我ながら、これを本にしたら少しは売れると半分本気で思っています。face02
興味とやる気のある事業主の方はどうぞお試しあれ!!
  


2008年08月14日 Posted by nagamo at 15:44Comments(0)

広告中毒

地元では結構有名なレストランのオーナーの話です。

「フリーペーパーや地元の情報誌なんかに広告を打てば、その時だけ
お客さんが来てくれますが、その広告を止めてしまうと売上に大きく影響
するんです。ランチタイムは待っていただくくらいなんですが、単価が低い
ので意外と儲からないんです。」

このレストランは、しっかりしたコンセプトを打ち出し、的確にターゲットに
なる層に情報を届けることによって、当初は有名繁盛店になったそうです。
しかし、お客さんというのはとても飽きっぽいもので、いくら味がよくても、いくら接客がよくても、いくら
雰囲気がよくても、徐々に来店頻度が下がっていってしまいました。

フリーペーパーや情報誌での集客は、その広告を打った時の瞬発力は大きいのですが、継続力が
ありません。また、フリーペーパーや情報誌などへの安価とは言えない広告掲載費用が大きな負担
になってしまいます。
しかしながら、広告掲載をストップしてしまえば、確実に集客力が低下し、店の売上が下がってしまう
「広告中毒」状態となってしまっています。


実はこのレストランが、このスパイラルから抜け出すことが出来た策がありました。

勝手につづく・・・face02
  


2008年08月13日 Posted by nagamo at 16:44Comments(0)

変化していく競争相手




「商店街の活性」というテーマを考えた時に、個々の商店は誰(どこ)と戦っているかをきちんと
理解していない場合があるようです。

同じ商店街の同業のライバル店!?

30年前だったら確かにそうだったかもしれません。
もしかしたら、バブルの頃まではまだそれに近かったかもしれません。
ひとたびバブルが弾けると、「景気対策」という道路、鉄道交通網の整備が始まり、アクセスは
格段に向上しました。
しかし、田舎というエリアで商いをしている地方の人にとっては、これまで交通の便が悪く、競争
相手が参入しにくいマーケットだった地元地域が、大手の参入しやすい状況になってしまいました。
そうなると当然、大手の品揃え、価格、情報量に勝てるはずはありません。
今までは、「遠いから」「時間がかかるから」という理由で、地元の店で買い物を済ませていたのが、
アクセスが良くなったことで少し遠くの街まで足を伸ばしてしまうことになりました。

我が街にも大型複合ショッピングセンターが出来ます。
それは中心市街地とは逆の場所になります。
それは旧商店街にどういう影響を与えるか、ほとんどの人が容易に理解出来ることだと思います。

このような大手は、特に急速にM&Aなどを行って体力を蓄え、効率化を進めています。
子供の頃の社会科の教科書には、「○井財閥、○菱財閥、○友財閥・・」という名前が載っていて、
それぞれ巨大なグループ同士で戦っていたはずでした。


最近、いろいろな所に顔を出し、沢山の方とお話しています。
その中で、信州のいくつかの(小さな)成功事例をお聞きするようになりました。
個店の成功事例から、商店街規模のものまで、それぞれがたいへん素晴らしい活動と思いました。

この「小さな成功」が絶対にキーであると確信しています。
そして、これらの手法は様々ですが、共通しているのは 「変化」 だと私は感じました。


いよいよ私の活動もこれから面白くなりそうでワクワクしています。


  


2008年08月10日 Posted by nagamo at 09:57Comments(2)

売上が30倍!

「年間300万円だったケータイサイトが、月800万円になりました。」

これは、広島のヤマサキというヘアケア・化粧品販売の会社の
実際の話です。

なんと! 売上が30倍になったそうです。

他にも、月1000万円以上をケータイで売り上げる神奈川県のコンタクトレンズ販売会社。

有名モデルが出る某ファッションショーでは、モデルが着用した
洋服を中心に、その日のケータイからの注文が3000万円を超える。  などなど・・・

ケータイ通販は、Webの可能性に特に敏感な企業や業者が先行者利益を得ている最も顕著な領域の
ひとつと言えるかと思います。


活用価値は当然通販だけではありません。
まったく違ったケータイの活用で、顧客満足度を向上させ、業績を上げている面白い例があります。

三重県の某運送会社では、保有するトラックのデジタルタコグラフに装着したデータを、ケータイを
使って本部へ適宜送信。経費削減・燃費向上・安全運行管理に役立てています。
また、GPSを使って、車両の位置情報をほぼリアルタイムで把握し、荷主からの問い合わせに
スピーディに回答しているそうです。

その他にも、ケータイタイムカードで出退勤管理をリアルタイムに行い、月末の勤務集計の効率化を
図ったり、社内情報を共有したり、社内E-ラーニングで社員の質向上に努めたりと、ビジネスに
おいても非常に有効な使われ方が始まってきました。

「ケータイなんて子供のおもちゃ」とみすみすチャンスを逃すか、課題解決の糸口として積極的に取り
入れるかで、結果は大きく変わってくるのではないでしょうか。




  


2008年08月06日 Posted by nagamo at 19:36Comments(0)

自分を生きる(創業塾総括)




自分を生きるとは、自分の人生を自分の意思で創るということです。
自分を活かして世のためになるような思いがこもった理想、志を描いて生きることです。
行動することです。
これらの実現をめざして行動するとは、現実を変えるということです。
理想の方向に向かって、今目の前にあることを変えるということです。
目の前の現実を変えることの連続により、理想に近づくことができるようになります。


創業塾講師 滝澤先生の「自分を生きる」の小冊子からの抜粋です。


これだけだといかにも精神論的に映るかもしれませんが、全く中身は違います。

根幹の理念、ビジョンがあってのきめ細かな戦略、戦術論。
絶えずこの存在意義というテーマを意識して、心の経営をすべしという道場でした。

「活学実践の経営」

私には、あまりに多くの課題が山積みですが、絶えず前進あるのみと今は開き直っています。face10


  


2008年08月04日 Posted by nagamo at 22:18Comments(0)

創業塾(4日目)




創業塾4日目のキーーワード

経営ビジョンとは!

経営とは、共に未来を語り合い共有し、この未来の実現に向かって共に行動し、
現実を創ることである!!

経営とは、生き方を生き様として表現することである!!



毎回、自分のビジョンの不鮮明さや事業計画の稚拙さを思い知らされる講座です。
しかし、受けてみて本当に良かった! (まだ終わっていませんが・・・face03

また、多くの方と知り合いになれたことも貴重な財産です。

私の実現しようとしているのは「ソーシャルビジネス」と呼ばれます。
ソーシャルベンチャー(広く社会の問題を解決するための事業)と、
コミュニティビジネス(地域の問題を地域の人が解決するための事業)
の造語のようですが。

地方には、地域にはそれぞれ特長があり、資源があります。
微力ではありますがこれらを活性化させるお手伝いをしたいと思っています。
  


2008年08月02日 Posted by nagamo at 19:39Comments(0)

出生率



日本は2006年をピークに人口が減少し始めました。
現在、日本は高齢化と人口減少という非常に難しい問題に直面しています。
戦後の急速な工業化に伴って、働き手が地方から大都市へと移り住んだ結果、日本列島の人口は
大都市に一極集中してしまいました。
そのため、地方ではどんどん高齢化が進み、少子化とあわせて人口が減少しています。
さらに、地方の中でも似たような状況が起こっており、例えば、北海道では札幌、東北地方では仙台、
九州では福岡・博多などへの人口集中が起きています。
これが大都市と地方の現状です。

統計によると、30年後には日本の総人口が3000万人減るそうです。
実は私も、こう表現されてもあまりピンときていませんでした。
それをもっと部分的に捉えた数値を聞いて今更ながら ”ゾッ” としました。

現在の年齢別の人口です。
35歳・・・209万人
25歳・・・150万人
15歳・・・119万人


これをどう見るでしょう!?

マーケットとして見たら分り易いと思います。

現在、15歳の人たちが20年後、 35歳になった時 119/209=57% ということになります。
つまり、マーケットは半分近くに減少するわけです。
これは、全体的な捉え方ではない局部的数値なので、一概に正しいとは言えませんが、少なくとも傾向は
間違っていないはずです。

この影響をまともに受けるのは大学や専門学校などの学校関係です。
需要と供給が合わないわけですから。

10年後、20年後は事業や商売をやっていないならともかく、継続している、業績を伸ばしたい 
としたらとても無視出来ないデータだと思います。

それから無視してはいけないのが、各々の年代の嗜好やトレンドです。
例えば、それぞれの年代の人たちはどうやって買い物をしているか?
店舗に行って?  通販で? それはPCで? ケータイで?  どうやって調べて?

こつこつ、地道に、真面目に努力することに全く異論はありませんが、どうもそれだけではどうしようもない
ことになりそうです。





  


2008年07月31日 Posted by nagamo at 08:37Comments(0)

出来ない言い訳




言い訳っていろいろありますね~!

背が低い、背が高い。太っている、痩せている。頭が悪い、顔が良すぎる?学歴がない、学歴がありすぎる。
才能がない、時間がない、もう若くない…。

正反対の理由もあります。
言い訳をし始めると、だんだん自分の力を失って、弱くなってしまいます。
自分が出来ない理由を探しだし、正当化するのが、言い訳の本質だからです。
せっかく、有効に使える自分の力を、出来ない理由探しに使ってしまっている。
失敗したときの、挫折感を感じないための防波堤が言い訳なんですね~。
言い訳があるおかげで、実際に失敗して惨めな気持ちにならなくて済むのかもしれません。

いわば、虫歯を抜く痛みを一時的に我慢するか、虫歯をそのままにして生きていくかの違いですね(笑)
言い訳を言い続けるのは、虫歯をそのままにして、ずっと痛みを感じながら、生きていくような人生です。
今痛みがないので歯医者には行っていませんが・・・face03

会社の社長が、「不況のせいで業績が伸びない」と言い訳していたら、その会社は倒産です。

「これから、絶対に言い訳はしない」と決めることは、自分の人生をコントロールする力を自分の手に取り戻す
ことなのだと思います。
言い訳するくらいなら、どうしたら出来る! いつなら出来る! と考えた方がずっといいですね。
ワクワクするじゃないですかー!!face02
  


2008年07月29日 Posted by nagamo at 08:40Comments(2)

創業塾でプレゼン




本日3日目の創業塾で10分だけプレゼンさせていただきました。
実はタイムオーバーで20分もやってしまい、コンサルタントの先生からSTOPが掛かってしまいました。

私は人前で話すのが大の苦手で、話した内容も分りにくいものだった気がして、聞かれていた方は
困惑されたかもしれません。
時代性から始めて、地域活性化理論的な内容の話をしたのですが、実地経験に浅い私の話は
説得力がないでしょうね。

毎回勉強です・・・!face04


次は、8月8日に上田商工会議所で開催する「Web2.0新携帯時代経済講演会」の司会です。
これは、別にプレゼンするわけではありませんが、恐らく3桁の来場者になりますので、上がり症の
私としては司会だけでもドキドキものです。


創業塾の講習では、今日も勿論そうですが、自分の構想の足りない部分や、弱い部分がかなり
明確に見えてきます。
また、人を説得(得を説く)する能力不足も痛感します。
とても有意義な講習であることは確かです。
しかし、理屈が先行する私の頭は、ややもするとこれで行動を停止させてしまいます。

「知覚動考」を肝に銘じ、 ともかくうごこう!! です。
  


2008年07月27日 Posted by nagamo at 19:03Comments(0)

自転車がパンクしたら・・・

面白いエピソードを紹介。


最近、タウンページを使わなくなりました。
近所のお店を探す時とても重宝しましたが、
この頃は、検索エンジンでお店を調べてしまいます。
タウンページが家のどこに置いてあるのかも忘れてしまいました。

先日、駅から家まで帰る途中、自転車がパンクしてしまいました。

引越したばかりで土地勘もないし、駅周辺に自転車屋さんも見当たらなかったので、自転車をおして家に帰り、
検索エンジンで「地名 自転車修理」と入力し、検索してみました。

検索結果を見ると、さすがにホームページを立ち上げている自転車屋はありませんでした。
従業員もいなく一人でやっている自転車屋が多いので当然でしょう。
ただ一覧で自転車屋を紹介しているサイトがいくつかあり、地名にひっかかって出てきました。

多くのサイトには自転車屋の一覧があり屋号、住所、電話番号の3点が掲載されていました。
地域にけっこうたくさんの自転車屋があることは分かりましたが、中に一つだけ、さらに詳しい情報が出る
サイトがあり、屋号をクリックすると店の概観、店主の写真、キャッチコピー、営業日(休業日)、営業時間、
店までの地図が掲載されていました。
いくつか見てみると同じサイトでありながら情報をキッチリ出している自転車屋もあれば、ほとんど掲載して
いないお店まで、けっこう温度差がありました。

結局、家の近くに3店舗ありましたが、一番近いお店ではなく、情報をキッチリ書き込んでいたお店に自転車を
おして直しに行きました。


この人は、パンクした自転車をおして家に帰ってから、近くの自転車屋さんをPCの検索で探しました。
その中から、家から一番近くにあるのではないが情報量の多い自転車屋さんに行きました。


この行動から、何が見えてくるでしょうか?
ここに現在、将来の商売の大きなヒントがあると思います。

この人は自転車がパンクした時、すぐ直したかったはずです。
その際携帯で同じ検索ができ、すぐその自転車屋さんが探せたらどうでしょう?
これだけで商売の優劣がつく。

自転車屋さんの商売は、基本的には ”待ち” です。
多くの商売は、ここから ”攻め” が使えます。
パンク修理のリピートは考えにくいですが、普通の商売はここからリピートにつなげることが可能です。

お客さんが変化しているので、商売している側も変化する必要があると思います。


  


2008年07月23日 Posted by nagamo at 08:18Comments(1)

講演会案内




今回、講演会を開催させていただくことになりました。

と言っても、私は人前で話すのが大の苦手なので、講師の方に来ていただきます。
しかし、司会は免れそうもありませんが・・・face07

主旨は、
たくさんの方々に時代の流れをよく知っていただき、大変革時代への準備を!
というたいそうなものです。

自分を棚に上げて、偉そうな内容でぶち上げます!

これには、東京を中心とした中央と地方との情報格差、情報入手への意欲格差をしっかり認識し、
地方や中小こそ頑張らなければ! 生き残るために準備しなければ! 
という意識へのきっかけにしていただけたらとの想いで企画しました。
これを機に、私の出来るお手伝いを少しでもさせていただけたらと思っています。
たくさんの人との、そしてたくさんの業種の方とのコロボから、しっかりとした創造を実現
したいと思っています。


日時:8月8日(金)18:30~

場所:上田商工会議所5F  入場無料


主催:上田商工会議所 トライエッグサークル
後援:上田市


今回の開催に当り、上田商工会議所の方々や会議所内経営者サークルの方々に多大なご協力を
いただき、執り行う準備をしています。
また、他地域の商工会議所青年部の方々を始め多くの協力者や同じ想いを持つ方々にも応援して
いただいています。
長野市市民公益活動センター・ぷらっと様にもナガブロで紹介いただきました。
http://naganoshimin.naganoblog.jp/e129342.html


講演会を行う、上田商工会議所の会場は相当数の入場が可能です。
たくさんの方のご来場をお待ち申し上げます。


いきなりの催しを企画してしまって、また手当たり次第宣伝してしまって、
正直内心ドキドキ、ビクビク です。
こうなったら開き直るしかないのですが・・・・face04

  


2008年07月21日 Posted by nagamo at 20:49Comments(4)

創業塾(初日)




長野県商工会連合会主催の創業塾に参加してきました。
上田駅前ビル パレオ で5回行われます。

最近、歳のせいか(悲) 特に自分の容量以上の「脳労働」をするとぐったりで、
たくさん書きたいことがあったのですが、ダウンしてしまいました。
もう2日目の開始時間が迫ってきたので簡単にします。


こんなにたくさんの創業したい、創業している人がいる。
ここに参加した人数(38名でした)は、その現在・潜在起業家のほんの一部のはず。

事業活性や地域活性に通ずる講演会に参加する人の人数も増えてきた気がします。

私は、ここ数年で世の中の経済や考え方が大変革すると考えています。
その危機を直感的に感じている人はたくさんいるのではないかと思います。
ノアの箱舟があって、それに乗ることが出来たなら助かるかもしれません。

この創業塾も、自分で、又は複数で堅牢な「舟」を作って、大洪水を乗り切る準備でもあると思います。
嵐が収まり、定住できた場所で、しっかりとした ”村” を作る。
やがて、近くの村同士の交易や交流が始まる。
そんなイメージを持っています。

乱暴な解釈と言われるかもしれませんが、
まだまだ捨てたもんじゃないな!
ぜんぜんいけるよ!  (日本語的におかしいですが・・・)


さて、2日目行ってきます。
また、レポートします。face02

  


2008年07月20日 Posted by nagamo at 06:48Comments(0)

お気軽な販促

例えば「雑誌広告」
これはお客様にとって非常にお気軽です。

お客様は広告を見て、もしくは能動的に調べて
自ら判断してお店に出向く。

逆にキャッチや電話営業。
これはお気楽ではありません。
お客様個人の領域に踏み込んで行っての販促活動です。
超ヘビーです。

当然、ヘビーな販促は効果も高い。
超密着ですから。
しかし、逆効果になるリスクも高い。

イージーな販促は効果は薄い。
しかしお客様自身が選択されるので嫌われることは少ない。


さてさて。
浮遊層です。
浮遊層は、来店してお店を知っているが固定層になっていない層。
フラフラしているお客様です。

この層に対しての販促手段の特性としての必須項目が、このイージーさです。

お店を認知した段階のお客様の懐に土足で入り込むことは難しい。
かといって、スルーさせていては、折角来てくれたお客さんを逃がすかもしれない。
 
このような浮遊層に、いい感じの「お気軽さ」で販促出来るのがメールマーケティングです。
お気軽なメールを続けることにより来店回数も増え、本当に親密になって始めて、きっちりした
常連客になります。
常連客と言っても、業種によって期待来店頻度の差がありますが、
例えば、1年に1回来てくれたお客さんが、2回になれば、 売上は2倍!face05

新規2:固定8の法則(3:7とも言われます)。

この新規2(または3)に対して、普通相当な宣伝費を使います。
せっかく使った宣伝費をムダにしないための、簡単で安価な集客法ですよね。
浮遊層だから・・ と諦めるのか、
固定客になってもらう工夫と努力をするのかは雲泥の差だと思います。


  


2008年07月18日 Posted by nagamo at 08:44Comments(0)

メール会員限定

あるスーパーがとても面白い「顧客の囲い込み」をしています。




新聞折込チラシに、「マカロニ 1個 100円」 で宣伝しました。
これでも随分安いので、奥様方は買いに行きます。
いざスーパーに行ったら、「メール会員限定 1個 58円!」face08
「えっ!? どうしたら58円で買えるの?」 と店員さんに尋ねると、
「このQRコードをケータイで読み取って会員登録していただいて、レジで見せたら買えますよ!」

これっていいですよね!

買い物に来たお客さんは、マカロニだけ買って帰ります??

ついでに・・・・

チラシで店に誘導し、メール会員で囲い込み。

こう表現すると、いかにも「買わせる店側の論理」に聞こえますが、
あらゆる場面に応用出来るGOODなマーケティング方法だと思います。

お客さんとは、移り気なもの。
チラシやメールを使って店を記憶してもらい、何度も来てもらう。

別に新規顧客獲得に多くの宣伝費を掛けなくても出来そうですよね。face02






  


2008年07月16日 Posted by nagamo at 09:14Comments(0)

ヤ○ダ電機のライバル!

家電量販店の雄「ヤ○ダ電機」
業界ダントツ1位の大企業です。
私もかつては・・・(今はほとんど行かなくなった)
よく買いに行きました。

先日も、家電メーカーヘルパーの無償労働問題がありましたが、あそこまで巨大化していれば
完全にメーカーと店の力関係は逆転してしまっていますね。
メーカーはヤ○ダ電機様様。

しかし、この巨大企業にも強力なライバルというより「脅威」が存在します。

それは、価格.COMに代表される「インターネット」。

最近の傾向は、
欲しいものがあれば、インターネットで調べてから、ヤ○ダ電機に行って、
見て、触って、説明を聞いて、値段を聞いて、  
ネットから買う!

ヤ○ダ電機もやっていられないよ~!? じゃないでしょうか。
家電のような規格品は、もう完全に価格勝負ですし、インターネットはそれの最高の便利ツールです。

巨像がアリに倒される! ようなイメージを感じています。

幸い、信州の企業や店は巨像ではありませんね。
ですから、現状を変える柔軟性があり、ちょっとだけその勇気があれば、間違いなく生き残れる!
と思っています。


  


2008年07月14日 Posted by nagamo at 08:57Comments(0)