人の賞味期限

これは吉本興業で元常務取締役であった木村政雄氏からの話です。
今や引っ張りだこの島田紳助さんの話。
彼にも賞味期限はありました。
彼の賞味期限は結婚した当時でした。
彼は、それまではつっぱり漫才で暴走族ネタなどで売ってました。
しかし、結婚してそのイメージのままでは今後は厳しいと思い、
どうしていこうか悩んでいたそうです。
そんなときにテレビ朝日からサンデープロジェクトの話が吉本興業に
あったそうです。
テレビ朝日の希望するタレントは桂三枝か文珍、それが無理なら伸助を、といったものでした。
木村さんは、紳助さんを何とかしたいといった思いで彼を押したそうです。
これが、今日の島田紳助さんが誕生したきっかけです。
しかし自分自身のイメージを変えるということはすごく勇気がいることです。
彼もそうでした。
撮影の前日、彼との連絡が途絶えて行方不明になるという事件があったそうです。
スタッフは一晩中、伸助さんを探し、やっとみつけました。
彼は自分の部屋にいました。
部屋を真っ暗にし、毛布をかぶり、震えていたそうです。
木村さんは紳助さんの話を聞きました。
彼はこう言ったそうです。
「僕は今まではたけしさんやさんま達と仕事をしてきて、お笑いの世界での話なら自信がある。
でも今度は政治家の先生や経済評論家の方達と話さなければならない。全くその世界のことは
わからないし、自信がない。」
木村さんは、「テレビ局もそんなことは期待していないよ。伸助君は視聴者の目線で話せばいいんだよ。」
と言ってなだめました。
これが今日の島田伸助の第一歩です。
彼はそこから猛勉強したそうです。
そして見事に芸能人としての賞味期限を延ばすことに成功しました。
人は誰でも自分を変えることは勇気がいることです。
現状のままが一番居心地がいいからです。
しかし変えなければいけない時期は必ずきます。
そして、対応できなければやがて魅力は衰えていきます。
企業にも同じことが言えると思います。
どんなに成功体験をもった会社も変わらなければならない時期がきます。
それは会社が存続するために、既存の事業を捨てるためにやることではなく、守るためにやることなのです。
あのトヨタ自動車も設立当初は織機の会社でした。
今でもその事業は存在します。
最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。
《チャールズ・ダーウィン》
2008年05月17日 Posted bynagamo at 18:23 │Comments(3)
この記事へのコメント
初めまして。
メッセージに感動を覚えて思わずコメントしています。
自分の凝り固まったプライドや自己イメージが、時に自分の可能性を止めてしまう…。私も変化を怖れない人間でありたいです。気付きをありがとうございます!
メッセージに感動を覚えて思わずコメントしています。
自分の凝り固まったプライドや自己イメージが、時に自分の可能性を止めてしまう…。私も変化を怖れない人間でありたいです。気付きをありがとうございます!
Posted by かなとも at 2008年05月17日 20:41
かなともさん
コメントありがとうございます。
私も変化をしようと会社員を辞めて新たな価値の創造を
目指していますが、経済的には・・・です(笑)。
先日、知覚動考(ちかくどうこう)を”ともかくうごこう”と
読み替えて意識することを改めて教わりました。
かなともさんの活動も本質はまったく同じだとブログを拝見し
感じています。
コメントありがとうございます。
私も変化をしようと会社員を辞めて新たな価値の創造を
目指していますが、経済的には・・・です(笑)。
先日、知覚動考(ちかくどうこう)を”ともかくうごこう”と
読み替えて意識することを改めて教わりました。
かなともさんの活動も本質はまったく同じだとブログを拝見し
感じています。
Posted by nagamo
at 2008年05月18日 06:44

「知覚動考(ちかくどうこう)を”ともかくうごこう”」ってなんかイイですね!何事も何らかの行動によって始まりますものね。
nagamoさんのブログ、日を追ってじっくり拝読させて頂きます!
nagamoさんのブログ、日を追ってじっくり拝読させて頂きます!
Posted by かなとも
at 2008年05月19日 16:30
